「精神的ストレス」漢方薬コラム

 私たちの日常にはたくさんのストレス要因があります。
 悩みごとや緊張からくる精神的ストレス、疲労からくる肉体的ストレス、暑さや寒さが原因のストレスもあるのです。
 例えば、真っ暗な夜道で突然後ろから肩をたたかれると、おそらく突然の恐怖に足がすくみ、一瞬のうちに心臓の鼓動は速まり、血圧は高まり、皮ふの血管が収縮して顔は青ざめ、手のひらには汗をかくことでしょう。
 この反応が日常的に体内で発生すると不安神経症やパニック、高血圧といった自律神経系の病となります。
 さらにストレスによってコルチゾールやアドレナリンなどの、いわゆるストレスホルモンと呼ばれるホルモンが分泌され、女性の場合は男性ホルモンも分泌されます。
この「男性ホルモン」が美容にも大敵なんです。。皮ふ本来のはたらきも鈍り、血行も悪くなって、肌が生気を失ったり、かさかさした状態になりやすいのです。また、ストレスが原因で、シミやソバカスが濃くなることも…。 
 また免疫系にも影響を与えてしまいます。病原菌、ウイルス、ガン細胞などの異物を排除するしくみの活動がおさえられます。風邪をひきやすかったり、膀胱炎になったり。。 こうしてできあがった心身の状況は、逃げたり戦ったり、危機的な状況に対する心身の「戦闘体制」がず〜っと続いている状態ですので、身体を整える働きがうまく作動しなくなります。 またストレスが持続的に続いた際に増える「ホモシステイン酸」が
アルツハイマー病の引き金になる事も佐賀女子短大の長谷川教授が解明したようです。
 こうやって考えると本当にストレスの影響は大きく思いますが、さけて通れるものでもありませんよね・・少なくとも当店の患者様は毎日の漢方で自律神経系をしっかりと守って下さい。さらに睡眠不足や不規則な生活、食生活も気をつけていただき、必ず何か1つでも趣味、打ち込める事をもっていて下さい。 心から応援しております。

こちらの記事は奈良県の漢方薬局【中村薬局】の会員様に毎月1回
お送りしております、健康通信「漢方薬コラム」のバックナンバーです。

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