「体力と不安神経の関係」漢方薬コラム

「不安感や動悸」のご相談は現在非常に多くなっております。
なぜか血圧が低めの女性の方に多くみられ、不安神経症や更年期と片付けられ、
「精神薬」を服用しだす、しかし一向に改善しないケースが多く思います。
抗不安薬といったたぐいの精神薬にたよらずとも「本来の自分の精神状態」に戻す、
それこそが治療です。そして 「体力は精神力をささえる」これがポイントです。
例えば風邪をひいて寝込んだときって極端に気弱に・・不安に・・なりますよね?
風邪だけではなく産後、交通事故後、環境変化の直後では誰にでもそういう傾向がおとずれます。
 我々はこの状況を「精神科」の領域だとは思っておりません。
あくまでも通過点であり、リスクをおかしてまで坑精神薬を服用しだすことには疑問を
感じます。 それがきっかけで安定剤が手放せない患者さまを沢山みてきました。。
 まずは・筋力・食事内容 等から見直すべきです。
漢方でも食養生でもそうなのですが「体力をつけて精神力をつける」というものが存在
します。(両者の違いはスピードです)
例えばモンゴルの遊牧民族は羊の肉を主食としていました。
そしてあの強力な行動力、精神力と体力を兼ね備えて中国大陸を制覇したことは有名です。 
 羊の肉は「温性」であり精神力の根元を支えます。
たとえば「肉」しか食べていない犬と、野菜中心の犬でも性格が違ってきますね。活発であったり穏やかであったり。。
「この夏、そうめんや冷やっこばっかり食べてる」? ちゃんと動物性タンパクも食べて下さい。
でも逆に「血圧が高くイライラする」そんな方はお野菜中心に・・
人それぞれの食事療法はとっても大切なんです。 
そしてメディアを鵜呑みにして大量の水をガブガブ飲まないほうが良いかもしれません。
本物の漢方治療とは「体質の偏り」を根本的に補正していくための「スピーディーな食事療法」なのです。

こちらの記事は奈良県の漢方薬局【中村薬局】の会員様に毎月1回
お送りしております、健康通信「漢方薬コラム」のバックナンバーです。

奈良県の漢方薬|
「心配性と不安な神経」漢方薬コラム

 そして毎日たくさんのご相談を頂いて、ふと感じることがあります。
日本人の平均寿命は世界のトップレベルなのに、現代の日本の医学で対応できない
不快な症状がかなり多いということです。
 たとえば不安神経症。すなわち「イライラ」「不眠」「不安感」「動悸」「ほてり」等の
精神的な部分のトラブルです。
 やはり脳の機能の研究がまだまだ進んでいないからでしょうか? 
 精神に作用する合成医薬品の副作用問題が新聞をにぎわしています。
そのなかでも、よく目に付くのが「動悸」と「不安感」の関係です。
「なんとなく気分がのらない・・そして動悸がする、不安で眠れない。。」
気分は脳で動悸は心臓。「ハイ睡眠薬」と医者も考えます。
しかし漢方医学の世界では古くからその関係を追及してきました。
「私は心配性、不安症な性格だから、、そんなの治らない」とお考えの方もとても多いものです。
しかしその「心配性」の「心」は心臓の「心」、すなわちハートですね。
不思議なのですが「動悸を治す漢方を服用中の方が、いつのまにか不眠が治っていた」
というケースや「不安神経症の治療中の方が久しぶりに心電図をとったら脈波が正常に
改善していた」といったケースが多いのです。
 こういった臨床をみるたびに「分けて考えずに全体をみる」という事の大切さを痛感
させられます。やはりどんな症状にも「原因」が存在し、その原因から色々な症状が
発生してしまう。 体調が良かった頃の状態に戻す為にはその「原因」をとるしかない。
また、その原因さえケアすることができれば、どんなに沢山の不快症状があっても、
改善していく事が可能です。これからも中村薬局は抗不安薬、安定剤ゼロを目指します。

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