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「本当に逆流性胃炎?」漢方薬コラム

ある医者が言いました。「こんな胃腸薬本当はヤバイ、男性に乳房が出たり・・」
確かに「胃が痛い」「ムカムカする」「胃酸が上がってくる」そんな時は胃腸薬が助けてくれます。 
私たちもたまにはお世話になります。
 胃腸薬は大きく分けて2種類あります。
@ 胃酸を止める、中和する A 消化を助ける、消化酵素を出す、動きをよくする
やはり注意しなければならないのは@の胃腸薬。逆流性胃炎や胃酸過多と呼ばれる状態に使います。
お薬が胃に入って「胃酸」を中和、酸を弱める、酸を出さなくするってことです。
でも胃酸は大切なものなんです。食事のたびに口に入る雑菌は三千億ともいわれます。
そのほとんどを胃酸がやっつけます。それに胃酸は腸を刺激して免疫力を高めます。 
そして酸を長期に抑え続けると消化不良はもちろん、動きが悪くなり、胃の機能が低下します。 「でも酸を減らさないと胃炎や潰瘍(かいよう)になるのでは?」って?
確かに。しかし酸の影響がすべての問題ではありません。胃炎は体からのメッセージ。
「胃酸から守る防御システムが不調」だったり「ストレスで胃や十二指腸の筋肉が収縮や痙攣しがちだったり」他の要素がしめる割合が非常に多く思います。逆流性胃炎って胃酸だけのトラブルでしょうか?
たとえば「タバコを吸いすぎてる」なら「タバコを減らす」事で正常化します。
「睡眠不足」であれば「睡眠時間の延長」 「ストレスが多い」なら「ストレス対策」。
原因を無視して、その場しのぎの「胃酸を止める」といった方法を長期にしてしまう事
の恐さをもっともっとご理解いただければ「鬱病」や「原因の分からない体調不良」「萎縮性胃炎」の問題が減ります。 今日から和食中心にする、夜遅く食べない、暴飲暴食しない。。
体質に合わせた毎日の漢方は「原因」を減らします。胃酸分泌過剰の原因を減らし、
ストレス対策による「胃の防御因子」を強化。逆流性胃炎なら逆流の原因を軽減。先人の知恵なんです。

こちらの記事は奈良県の漢方薬局【中村薬局】の会員様に毎月1回
お送りしております、健康通信「漢方薬コラム」のバックナンバーです。

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